振り返りの習慣が10倍の成果を生む理由

「やっとこのタスク終わったぁ〜。あっ!やべっ!今日中にあのタスクもやらないと汗」

これっ、7ヶ月前の僕です^^;

次から次へとタスクが振りかかってきて、終わらないタスク地獄となっていました。

変に集中しているからか、細かいところまで目が行き届いて、これもやっておかないと、あれもやっておかないととタスクが脳内を駆け巡っていました。

この状態を抜けるには、振り返りの習慣をつけることが重要です。

なぜなら、振り返ることでムダなことが分かり、時間が生まれるからです。

そして、振り返ると今の10倍の成果を生み出すことも可能になります。

その理由についてお伝えします。

なぜ振り返りが重要なのか?

今までの仕事を振り返ることで自分の行動したことを正確に測定できるようになります。

忙しい時は基本的に進むことしか考えていません。

決断の連続を迫られますし、今すぐにやらないといけないので、考える時間がありません。

そのため、そのやり方で慣れているから効率がめちゃくちゃ悪いことをやっているということは結構あります。

効率が悪いだけではなくて、成果にもつながりづらい内容になっていることもしばしばです。

なので、冷静になって振り返ることはめちゃくちゃ大事です。

DRMの巨匠、ダン・ケネディも一度書いたコピーを1日寝かしてから再度見るようにしています。

コピーを書いている時は書くことに集中しています。

その内容がいかに魅力的なのか、欲しくなるようにするのかを頭フル回転で考えるので、主観的になりやすいです。

ですが、冷静に振り返ってみると、このコピーはポジショントークになっているなとか、ムダなコピーがあるなと結構気づけます。

僕も毎回振り返れていたわけではないですが、振り返ってみるとこの文章はいらないなと思うことは結構あります。

コピーライティングで振り返りの例を出しましたが、冷静に振り返ることで、今までの業務全体の見直しもすることが可能です。

自分を第三者視点で見ることを
メタ認知と言います。

メタ認知はとても大切と言われていますが、いざ仕事となると結構メタ認知ができなくなります。

僕もそうでしたが、10xをやって確実に休みの日を入れるようになってから、振り返ることができるようになりました。

そういう意味でも休むことは重要と言えます。

振り返ることで革新的なアイデアが生まれる

また、振り返りの時間を作ることで、革新的なアイデアが生まれることもあります。

僕の見解だとこんな感じです。

振り返りの時間は脳がリラックスしている状態で仕事のことを考えられます。

集中している時は交感神経が働いているので、目先にことを考えやすい状態になります。

ですが、リラックスしている時は副交感神経が働いていて、仕事に関わること以外の事柄も頭の中で描きながら考えることができます。

革新的なアイデアというのは、今までになかった組み合わせで生まれることが多いです。

今では当たり前になっていますが、Netflixもオンラインストリーミングとビデオレンタルを組み合わせて、自宅でドラマや映画が手軽に見れる新しい概念を生み出しています。

このように革新的なアイデアというのは既にあるもの同士を組み合わせることによって生まれることが多いです。

なので、リラックス状態で仕事に関わること以外の事柄も思い描けている状態の方が革新的なアイデアが出やすいのではないかと推測します。

実際に心理学者のジョイ・ギルフォードによると、拡散的思考が高い人はさまざまな場面で創造的な成果を残すことが高いとされています。

引用:CULTIBASE 社会を変える「革新的な創造性」はどうやって育まれる? IQと並ぶ知性の研究「拡散的思考(DT)」をベースに考える

つまり、振り返ることによってリラックスできるので、拡散的思考になり、アイデアも出やすくなるのではないかと思います。

革新的なアイデアが出ることで10倍の成果を出すことも現実的に可能になります。

冒頭で10倍の成果を出すことも可能になるとお伝えしたのは、この理由からです。

効果的な振り返り方法

そして、振り返るためには思い出せる必要があります。

どうしても仕事で忙しい時は次から次へとタスクが生まれるので、やったことを思い出せないことがあります。

効果的な振り返り方法をいくつか紹介します。

1.すぐにメモっておく

行ったタスクが終わったらすぐにメモっておくといいでしょう。

メモっておくと「これやったなぁ」と思い出せるので、効果的です。

特にミスったなぁと思ったことはすぐにメモっておくと効果的な解決策を見つけられるきっかけになります。

2.Googleカレンダーにやったことを書いておく

無料で使えて便利なGoogleカレンダーにやったことをどんどん書いていくのも効果的です。

これは仕事もそうなんですが、自分自身の行動を振り返って、より生産性を上げるためにどうしたら良いかを考える時に特に有効です。

僕も1ヶ月ほど前から1週間の行動を振り返っていたのですが、いざ思い出そうとしても、思い出せないことが多かったです^^;

なので、記憶に頼らず、やったことをGoogleカレンダーにメモっておくことをオススメします。

そうすると、自分がやったことを思い出せて、結構ムダなことしているなとか、この時間にこれはやるの辞めようとか色々と改善するために建設的な考え方が自然とできるようになります。

まとめ

今回の内容をまとめると

  • 振り返ると仕事を効率化・効果的にできる
  • 振り返ることで革新的なアイデアも生まれやすい
  • 振り返るためにはすぐにメモる
  • 振り返りのおすすめツールはGoogleカレンダー

こんな感じです。

振り返りの習慣を作ることで仕事の効率も上がり、革新的なアイデアも出るようになります。

また、自分自身の行動もより洗練されて生産性が上がります。

AIを使うことで生産性は爆上がりしますが、人間自身もOSをアップデートすることで生産性がかなり上がります。

僕は生産性をこのように捉えています。

人間のOS×生成AI=生産性

なので、人間のOSを上げることで、より生産性が上がり、仕事も早く終わります。

そして、残りの時間で思いっきり娯楽を楽しんでください。

そうすることで、また新たなアイデアが生まれて、仕事にも良い影響も出るでしょう。

僕もこのサイクルになれるようにチャレンジしています。

振り返りの習慣を始めるのは簡単ではないです。僕もやってなかったですからね。

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最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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