「また今日も仕事が終わらない…」
「休みの日なのに仕事のことが頭から離れない…」
働く人の多くが、こんな悩みを抱えているのではないでしょうか。
僕も以前は毎日のように深夜まで仕事をし、休日も関係なく仕事をしていました。
もしかしたら休みを取ることに罪悪感すら感じていたかもしれません。
しかし、10xという新しい働き方のメソッドに出会い、「自由の日」(休みの日)を150日設定したことで、仕事への向き合い方が180度変わりました。
もうこれは、今年一番の変化で自分の中では革命です!
2年前から課題であり、遺伝子的特性で諦めモードに入っていた早寝早起きまでもが、わずか1日で自然と身につきました。
自由の日(休み)を150日設定したことによって得られたメリットと具体的な方法をお伝えします。
1.10xとは?
10xとは、「働く時間を減らしながら、売上を10倍にする」という海外で生まれた画期的なビジネスメソッドです。
このメソッドの特徴的な点は:
- 仕事の時間を減らしつつ売上を10倍にすることを重視
- 休みの日を「自由の日」と呼び、先に確保
- 集中の日と準備の日を明確に分ける
- 自分の好きで得意で役に立ち、お金を生み出すことを行う
- どのようにやるかではなく「誰とやるか」を重視
- 1日に取り組むプロジェクトを3つまでに制限
などがあります。
日本では、唯一の10xマスターである名郷根修さんが提唱・実践されている方法で、すでに40年以上にわたり、3万人越えのビジネスパーソンが実践して成果を上げています。
僕も2024年5月に名郷根修さんから10xを学んで実践しています。
個人的にこの10xの働き方は日本全体に広がった方がいいと思うほど素晴らしいメソッドなので、日々、実践しています。
なぜ、働き方を変える必要があったのか
それは、ズバリ仕事をしたくないからです!
僕は元々、そんなに仕事をしたくなくて、趣味などに時間を注ぎたい人間です。
ですが、今の働き方だと自分の理想のライフスタイルが送れないので、働き方を変える必要があると感じていました。
あと、実際に日本人はムダに働きすぎだとも思っています。
実際、2023年のOECDのデータではOECD加盟国38カ国の中で29位、2022年のG7の中では最下位と日本の労働生産性は主要先進国の中でもかなり低いといえます。
そして、労働時間は依然として長いままです。この「長時間労働なのに生産性が上がらない」という状況は、まさに働き方に根本的な問題があると言わざるを得ません。
さらに驚くべきことに、休暇取得率も先進国の中では最低水準です。
2024年の調査によると世界11ヵ国の中で有給取得率は63%で最下位だそうです。
日本人は基本誠実で我慢強いので、人のために自分を犠牲にしやすい文化だと思っています。
さらに、一人休むと出る釘は打たれるみたいな感じで村八分とまではいかないですが、印象が悪くなる雰囲気があります。
このような文化や雰囲気が根付いているため、休みづらいというのもあると思います。
ですが本来、休むことは趣味などを楽しむ時間ができていいことです。
もちろん、それで売上が上がらなくなったら元も子もないですが、10xでは働く時間を減らしながら売上を10倍にすることを掲げています。
たくさん休んでも、売上が10倍になったら誰も文句言わないはず。
というより、問題は働く日数は多いのに労働生産性はかなり低いことにあります。
ですが、これも自由の日を150日に設定することで、日本の働き過ぎでかつ労働生産性が低い問題が解決していくのではないかと僕は感じています。
2. 10xの自由の日とは何か
10xの「自由の日」は休日と捉えていただいても大丈夫です。
ですが、自由の日は意図的に休んでクリエティビティを上げるために取る積極的な休日みたいな感じです。
10倍の目標を達成するためには革新的なアイデアやクリエイティビティが必要です。
そのためには休息が絶対に必要になるからこそ、疲れる前に積極的に休みます。
なので、自由の日は「創造性を生み出すための重要な時間」として位置づけられています。
この考え方だと休みの日は必ず必要なものという認識になるので、休むことに罪悪感もなくなりますよね。
なぜ150日もの自由の日を設定したのか
「150日も休んで仕事が回るのか?」
これは誰もが最初に抱く疑問でしょう。僕も最初は「本当にできるのか?」と思いました。
実は、この150日という数字には、10xの創設者であるダン・サリヴァンが関係しています。
ダン・サリヴァンは毎年1月1日に、その年の自由の日を150日設定するそうです。
この話を聞いて、単純な僕は「じゃあ自分もやってみよう!」と思い、実際に試してみることにしました。
正直に言うと、最初は無謀な挑戦のように感じました。しかし、実践してみると、これは意外にいけるなと感じました。
その理由は150日というのは、1ヶ月を4週間と仮定すると、週休3日+6日を自由の日に設定すれば達成できるからです。
この数字を見ると、意外にいけそうだなと感じたのが設定してみての所感です。
3. 自由の日150日で起きた具体的な変化
最も驚いた変化:生活リズムの劇的な改善
10xの自由の日を設定して、最も驚いたのは生活リズムが自然と改善されたことです。
特に、今まで何年も悩んでいた早寝早起きが、わずか1日で習慣化されたんです!
これには僕自身が一番驚きました。
今まで2年間、ずっと早寝早起きができなかったんですね^^;
僕は遺伝子的にもクロック遺伝子に変異があるそうで超夜型らしいんですね。
(RS1801260CCという遺伝子と言うそうで日本人の3%だそうです)
活動時間が長いとのことで、この遺伝子と僕は好奇心が強いと言う性質があるため、つい気になったことが浮かんじゃうと夜中に調べてしまいます。
このようなことがあるため、遺伝子的にも性質的にも半ば諦めていました。。。
それが1日で解決されたので、本当にビックリしています。
こうなったのはおそらくですが、自由の日を設定したことで、下記のような良い循環が生まれたからだと考えています
1.仕事と休みのメリハリが明確に
- 仕事の日は集中して働く
- 自由の日は完全にオフ
- 頭の切り替えがスムーズに
自由の日を150日にすると月に12.5日休むことになります。
これは週3で休みを取って、追加で6日を休むことによって
達成できます。
※月に週が4回想定:週3×4回=12日
12日×12ヶ月=144日+6日で150日達成
週3日は休めるので、仕事の日は集中して働いて、最悪仕事だけをやる日になってもいいやと思えます。
僕は以前、朝から夜中まで仕事だけをしていると、「ただで寝るのはイヤだ」みたいな感情になり、夜中に仕事が終わった後にドラマやアニメ、映画を見ていました。
だから早く寝れなかったんですけどね^^;
ですが、自由の日が150日もあると平均して週3日は休むことになるので、逆にイヤでも休みが取れます。
自由の日はドラマやアニメ、映画を好きなだけ見放題です。
だから、仕事の日は仕事だけをやっても「まあいいや」と思えるようになりました。
この感情の変化は僕に取って意外と大きかったです。
2.心理的な変化
- 「ゆっくり休める」という安心感
- 働ける日が少なくなったので1日も無駄にできなくなった
- 人に迷惑がかかると思えたので、時間を無駄にできなくなった
- 時間を無駄にできないとの思いから自然と早く寝られるようになった
心理的変化も大きいです。
僕の中で変化が大きかったのは働ける日が少なくなったので、「1日も無駄にできないじゃん」と思えたことです。
働ける日が215日しかないので、今までよりも生産性の高い仕事をする必要があります。
そのため、1日、1時間、1分も無駄にできないと真剣に考えるようになりました。
また、真剣に考えられるのは以下の2点があるからだと思います。
- 僕自身がそんなに仕事をしたくないから
- 生産性を高くしないと、ただサボってるだけになり、仕事で関わる人に迷惑をかけるから
僕自身、そんなに仕事をしたいと思っている人ではありません。
むしろ、いかに楽できるかしか考えていないので、自分の損得勘定としっかりマッチしています。
ただ、それだけだとただのぐうたれている人になります。
こんな考え方で仕事をしていますが、仕事で関わる人に迷惑をかけることは、すごいイヤだとも思えます。
この2点があるため、時間を無駄にできないということを真剣に考えられたのだと思います。
なぜこんな話をするかというと、自由の日を設定しても奥の手みたいな感じで仕事に当ててしまう可能性もあるからです。
そうすると、結局仕事を優先していて、自由の日の設定が形骸化します。
それでは意味がないので、あなたにとって、真剣に考えられる動機と紐づけることによって、この自由の日の設定が生きてきます。
もちろん、10xでは80%ルールという概念があるので、時には完全に休みではない日もあって大丈夫です。
しかし、それが普通になってしまうと、自由の日の設定が形骸化する可能性が高まるので、なるべく真剣に考えることを僕はオススメします。
仕事が好きな人も仕事の質を上げる上でも自由の日があった方がいいので、自由の日は取ってくださいね。
まあ、基本的に人は休みたいと思うので、たぶん旅行などを楽しみたいとかあると思います。
なので、問題はないと思いますが、このような仕事のシステムは形骸化させないことが大事なので、お伝えしました。
4.仕事への向き合い方の変化
自由の日を設定したことで、仕事そのものへの向き合い方も大きく変わりました。
1. 時間の使い方が劇的に変化
- 「この日は仕事ができない」という意識が生まれた
- 仕事の優先順位付けが自然とできるように
- 本当に必要な仕事が見えてきた
これは時間を無駄にできないので、今の状況で最も効果的な動きは何かということを自然と考えるようになったからです。
これは能力の問題ではなく仕組みがそうさせている実感があります。
人間の脳は天才も普通の人も実はたいして変わりません。
アイン・シュタインの脳を解剖した結果、むしろ普通の人よりも若干小さいくらいだったそうです。
だからこそ、仕組みで脳を有効に使えるようにすることは、とても大事だと個人的に思っています。
これは生産性を上げる上で超重要だと考えます。
「どの領域の仕事のアイデアを考えることが最も大事になるか」などを先に考えるようになりました。
また、休みを取れるので、受け身な姿勢で仕事にする可能性も減ります。
疲れてくるとロボットみたいに来た仕事を右から左に流すだけになるので、自由の日がたくさんあることは仕事の姿勢を能動的にする上でも効果的に働きます。
2. プレッシャーからの解放
- 「毎日仕事しないと」という強迫観念からの解放
- 仕事とプライベートの境界線が明確に
- 心理的な余裕が生まれた
これも大きいですね。「仕事しないと」と思っている時間はずっとストレスに晒されているので、段々パフォーマンスが落ちてきます。
精神面の余裕は本当に何物にも変え難い恩恵ですね。
実際、大体の病気はストレスから来ますし、実際ストレスが強くなると3日ほどで白血球の比率が10%くらい変わるそうです。
体内を蝕む活性酸素(ヒドロキシラジカル)が発生する比率がかなり多くなるので、万病の元になるそうです。
(詳しくは安保徹先生の書籍:自律神経と免疫の法則を読んでください)
そのストレスが大幅に減るのはものすごくありがたいですね(^^)
生産性向上のメカニズム
自由の日を設定することで、なぜ生産性が向上したのか、そのメカニズムを分析してみました。
1.パフォーマンスの最大化
- 無駄な作業の自然な削減
- より本質的な業務への集中
- 時間当たりの成果が向上
自由の日を多く設定することで時間を無駄にできないので、集中できる時間が増えました。
それに加えて、10xでは1ページプロダクティビティという毎日書く用紙があります。
この用紙にはプロジェクトが3つしか書けません。
つまり、1日に最大でも3つのプロジェクトだけをやるような仕組みになっています。
そのおかげで1日にやることを絞ることができます。
そうすることで集中できる時間を確保しやすくなります。
そうすることで結果的に質の高いアウトプットをできる確率も上がります。
僕は今でも3つ以上のプロジェクトの対応をしたりしていることもありますが、それでも明らかに減りました。
また、本当に集中しないといけない日は1つのプロジェクトだけに絞ることが普通になりました。
こう考えると10xは上手くできているなと感じます。
実を言うと僕は1ページプロダクティビティの本来の使い方ではないのですが、タスクを書いたりもしています。
1ページプロダクティビティはメモの代わりにもなるので、この点でも意外と使えます。
※この使い方はしない方がいいのかもしれないですが^^;
2.時間の有効活用
- 締切効果による集中力向上
- 無駄な作業の自然な削減
- 効率的な仕事の進め方を考察
設定した自由の日がある種、締切効果になっているのは大きいですね。
このおかげで仕事が洗練されていきます。それによって無駄な作業をしなくなってきます。
そして、効率的に仕事の進めるための流れを考えるようにもなります。
僕は元々、マニュアルを作ることが好きで得意なので、いかに効率的かつ効果的に仕事ができるようになるかをいつも考えています。
なので、10xの自由の日と相性がいいと言えます。
マニュアルを作ることが得意でなくても、自然と効率的な仕事の進め方を考えられるようになります。
そうしないと、休みが取れなくなるか、仕事で関わる人に迷惑がかかりますからね^^;
この締切効果、損失回避の欲求は結構強いと思います。
5. なぜ早寝早起きが1日で定着したのか
僕自身、この変化には本当に驚きました。というのも、今までいろいろな方法を試してきたのに全然定着しなかったんです。
このダメダメだった僕が1日で早寝早起きが定着したのは多分、3つの理由かなと思っています。
早寝早起きが定着した2つの理由
1. 朝活の必然性が生まれた
自由の日が150日もあるということは、働ける日が限られています。
その限られた日で成果を出すために、自然と朝の時間を有効活用しようという意識が芽生えます。
僕は今、朝6時台に起きているのですが、朝の方が静かであり、集中できる確率が高いので、単純に生産性が上がります。
あとは僕自身の感覚でもう一つあって、朝早く仕事をしていると、昼くらいにはある程度仕事が終わっている確率が高まります。
昼には仕事が終わっているという感覚が僕はたまらなく好きで、嬉しいんですよね(^^)
(この感覚、分かってくれる人います?)
そのために朝活をしようと自然に思えたのも要因としてあります。
2. 夜更かしの原因が消えた
実は、僕の夜更かしの大きな原因は「まだ仕事が終わっていない」という焦りでした。
あと、もう一つあるのが、仕事だけで1日を終わりたくないという謎の意地です(笑)
僕は人生は仕事だけじゃないという価値観を持っているので、仕事だけで終わるのが何となくイヤなのかもしれません。
だから、夜中に仕事が終わってからドラマやアニメ、映画を見てしまうんですね。
そうすると、自動的に夜更かしするので朝起きる時間も当然遅くなります。
だから、また夜更かしせざるを得なくなるという悪循環が生まれていました。
ですが、朝早く仕事をするようになり、集中力が上がることで昼にはある程度終わり、
夜にはこれだけできればいいだろうという自分への許可が出せる確率が大幅に上がりました。
なので、夜に「まだ仕事が終わっていない」と思わなくなり、また、朝から仕事をしているから余暇の時間も多少あるので、ドラマやアニメを楽しめるようになりました。
夜更かしの原因が無くなったので、自然と寝られるようになったのが要因としてあると思います。
なぜ今までできなかったのか
振り返った時に今まで早寝早起きができなかった理由は仕事への向き合い方と夜中に娯楽をしてしまうところにあるのかなと思います
- 「今日中に終わらせなきゃ」という強迫観念
- 最悪、休みの日にやればいいやという感覚
特に最悪休みの日にやればいいやという感覚はフリーランス、個人事業主、起業家、経営者の方にあると思います。
この感覚が強いと、いつまでも休みが取れなくなる可能性があると感じています。
これが10xの自由の日を150日設定したことで、自然と解消されていきました。
というより、休みたいという欲求がそうさせていると言った方が正しいのかもしれません。
6. 導入のための具体的なステップ
実際に10xの自由の日を導入する方法をお伝えします。といっても、そんなに難しいことはありません。
ステップ1:自由の日を先に設定する
まずは、年間カレンダーを開いて自由の日を入れていきます。
これはリアルのカレンダーでもGoogleカレンダーでも構いません。
(僕は両方に記入しています)
僕の場合、自由の日は
- 木土日は基本的に自由の日に
- プロモーションの準備や開始の時など忙しい時は少なめに
- 旅行などが入った週の翌日は自由の日を少し少なめに
このように決めていきました。
先に旅行などを入れると自由の日を設定しやすいかもしれないですね。
ただ、僕の感覚だと特に何もしない自由の日も大事なので、基本的な自由の日も決めておくといいと思います。
ステップ2:仕事の日のルールを決める
仕事ができる日が限られてくるので、その日をより効果的に使うためのルールを設定します。
僕が実践しているルール:
- 基本的には1日に取り組む案件は3つまで
- 影響が大きくなりそうな仕事を優先して取り組む
- 創造力が必要な仕事がある場合、朝一で仕事に取り組む
- だけど朝一は基本的に生成AIの学習など自分の第2領域の時間にする
- 細かい作業は予備の日にまとめる(これはこれから)
という感じにしています。
予備の日というのは
- ビジネスを円滑にするための書類仕事や雑務
- スケジュールを立てる
- 情報の整理
- 社内外の関係者とのやりとり
- 採用
- 仕事を任せる、引き継ぐ
- 新しい能力を身につけるための学習・実践
- ビジネスの戦略や計画を立てる
など、今のビジネスをより発展させるために必要なことを行う日です。
予備の日と集中の日が明確に分けられると、より生産性の高い日になります。
僕はまだ予備の日と集中の日が混ざった状態ですが、ある程度明確に分けられることが増えました。
また、80%ルールの考え方で予備の日と集中の日が少し混ざっても僕はいいと考えています。
実際に僕は今、朝イチに学習をして、その後に集中の日に行う売上に直結する仕事をしています。
僕はこの予備の日と集中の日をハイブリッドにすることが多いです。
ステップ3:周囲との調整
これは意外と重要なポイントです。
自分だけが楽をしているみたいな感覚を関係者に与えるとマイナスイメージがつきます。
なので、
- 上司や同僚への説明
- クライアントとの予定調整
- 家族との予定の共有
これらを事前に行うことは大切です。
そして、それよりも大事なことはあなた自身のイメージを休むキャラクターにすることです。
最初は「こんなに休んで大丈夫なの?」という反応もあるかもしれません。
でも、実際にやってみると、そのうちその休むキャラクターが定着してなんとも思われなくなります。
そう思われたら成功です。
よくある障壁と対処法
1.「こんなに休めないのでは?」という不安
- まずは小規模から始める
- 実績を積み重ねる
- 徐々に日数を増やしていく
2. 急な仕事への対応
- 緊急時の基準を明確にする
- 本当に必要な案件か見極める
- 代替案を用意しておく
3. 収入(売上)への影響
- より価値の高い仕事に集中する
- 新しい機会やビジネスチャンスの創出
- 新たな能力を習得して、事業が発展させる
収入に関しては一時的に下がることはあるかもしれません。
ただ、中長期的に見ると、むしろ上がる可能性が高くなると思います。
10倍にするためにどうすればいいかということを考えるので、自然と収入(売上)も上がりやすくなるためです。
導入時の注意点
1.完璧を求めすぎない
最初から完璧を求めると、逆に窮屈になります。
何度かお伝えしましたが、10xには80%ルールがあります。
80%ルールは完璧を求めずに80%できていればいいよねという考え方です。
まずは取り組むことに価値を置いています。
2.自己管理の重要性
仕事の日と自由の日のメリハリをつけることや想定外のことが起こった時の対処法を事前に考えておくといいです。
どうしても会食などがあると夜が遅くなりがちです。
そういった場合の対処法やスケジューリングもしておくと、もし時間が遅くなってもそこまでルーティンがズレなくなります。
3.継続的な見直し
時に設定した自由の日にどうしても仕事を入れなきゃいけないということもあるかと思います。
そういった時に調整をすることも大事です。
また、定期的に振り返って、仕事のルーティンが変わったことにより自由の日を変えた方がいいなということもあるかと思います。
もしかしたら今よりもいい自由の日の設定方法が思い浮かぶかもしれません。
このように継続的に見直していくと、より理想のスケジュールを組めるようになります。
7. よくある懸念と解決策
実際に10xの自由の日に挑戦しようと思うと、様々な不安や懸念が出てくると思います。
ここでは、僕自身が経験した懸念とその解決策をお伝えします。
「仕事が回らないのでは?」という不安
これは普通に考えたら誰もが最初に感じる不安だと思います。
ですが、僕自身の経験では
- むしろ生産性は上がった
- 無駄な仕事が見えてきた
- より本質的な仕事に集中できた
という実感があります。
自由の日があることで、限られた時間で成果を出そうという意識が自然と生まれ、かえって効率が上がっています。
ただ、いきなりやるのはマインドブロックもあるかもしれません。
なので、まずは取り組めると思えるところよりも少しだけ多めに自由の日を設定するといいです。
想定よりも少し負荷をかけているのは、その方が生活へのインパクトが大きくなるからです。
「周囲の理解が得られるか」という心配
これも大きな懸念事項の1つですよね。
対応のポイントとしては
- まずは小規模から始める
- その方が成果が上がること論理的に説明する
- 成果で示していく
- 徐々に範囲を広げる
このような感じで小規模に始めていくといいでしょう。
実際には生産性が上がるので、成果も出やすくなります。
そして、成果を出し続けることで、周囲も次第に理解を示してくれるようになります。
そうすれば占めたものです!
「収入は大丈夫?」という不安
働く日が減ることへの収入面での不安も当然あると思います。
しかし実際には:
- 生産性の向上で補える
- より質の高い仕事ができる
- 10倍の売上につながる新しいアイデアが生まれやすい
というようなことが起こります。僕自身は売上を10倍にしたいわけではないので、売上が10倍にはなるか分かりません。
そもそも僕は行う事業そのものを変えていきたいのとそんなに仕事をしたくないんですね(笑)
そして、実際に行うことは段々と変わっていて、マニュアルと生成AIを絡めた事業ができそうです。
その布石を今の時点で打てています。
中長期で見たら、これは市場的にも将来の流れ的にも収入面でもプラスに働く可能性は高いと言えます。
なので、僕も不安はほとんどないです。
新しことを取り組んだら一時的には売上が下がる可能性はあります。
ダン・サリヴァンとベンジャミン・ハーディの共著である10倍成長でもその旨は書いてあります。
なので、一時的には売上が下がる可能性があってもそれは10xに置いては通る道といえます。
また、生産性も上がっているので、新しいことで売上を上げるスピードも早くなるでしょう。
そう考えると収入への不安も無くなってきます。
8. まとめ:新しい働き方のすすめ
10xの自由の日を実践して、2025年に僕の働き方と生活は大きく変わりました。
最初は半信半疑でした。自由の日を決める前は
「本当にできるのか」
という不安がつきまとっていました。
特に、150日という日数を聞いた時は、正直に言うと「いやっ80%ルールで120日しようかなぁ」と少し弱気でした。
しかし、実際にやってみると、むしろ働く時間が減ったことで、仕事への向き合い方が変わり、生産性が上がっていきました。
今まで当たり前のように続けていた無駄な習慣などが見えてきて、本当に必要な仕事に集中できるようになっています。
特に大きかったのは、早寝早起きが自然と身についたこと。
これまで2年間、何度も挑戦しては失敗してきた習慣が、自由の日を設定しただけで劇的に改善されました。
この変化は、仕事の質も、生活の質も大きく向上させてくれました。
まだ初めてそこまで時間は経っていないですが、「自由の日があるから仕事ができる」とさえ感じています。
休むことへの罪悪感から解放され、むしろ自由の日があることで、仕事により集中して取り組めるようになりました。
もし、あなたが今、仕事に追われて息切れしているなら、あるいは「もっと効率的に働きたい」と感じているなら、この10xの自由の日を試してみることをお勧めします。
確かに最初の一歩を踏み出すのは勇気がいるかもしれません。
10xの講座を受けている僕でも、勇気がいりました。
でも、その一歩が、あなたの働き方、そして人生を大きく変える可能性を秘めているのです。
僕自身、この変化を経験して、「働くこと」の本質的な意味を考え直すきっかけにもなりました。
単に時間を費やすのではなく、より創造的で価値のある仕事をすることこそが、本当の意味での「働く」ということだと言えます。
極端に言ってしまえば、1分仕事をして成果が出ればそれでいいと言えます。
実際に1分では物理的に仕事が終わらないかもしれませんが、言いたいことは短い時間でも成果がしっかりと上がっていれば、それでいいということです。
生産性を上げざるを得ない環境に設定したことで、このように思えました。
あなたも、新しい働き方への第一歩を踏み出してみませんか?きっと、想像以上の変化があなたを待っているはずです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
追伸:
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