先日初めて、2次会でシーシャ
(水タバコ)の店に行った。
初めてのシーシャなので
どう嗜むのか全くわかりません。
でも、一緒に行った人に
吸い方を教えてもらえましたので、
安心です。
不器用なので、初めてのことには
不安になるんですよね。
でも、その不安も
美味しそうなフレーバーが
たくさんあって楽しみに変わりました。
そして、甘いフレーバーに期待をして
吸ってみたのですが、何もフレーバーを感じない……
「んっ?吸い方を間違えたのか?」
と思い、一緒に来た人に
改めて吸い方を聞いたのですが、
合っているとのこと。
結構力強く吸って
口、鼻から煙出しても
フレーバーを感じられない。
そもそも僕は喫煙自体が
初めてなので、吸い方が
下手くそなのかもしれないですが、
こんなに何も感じないものか?
一緒に来た人に初めてシーシャを
吸う人もいらっしゃったのですが、
その方は楽しんでいます。
やはり僕だけなのか。
その後、何度も吸って
トライしましたが、
フレーバーを感じることは
できませんでした。
唯一フレーバーを味わえたのは
他の人が煙を出した時です。
この時は多少フレーバーを
感じることができました。
ですが、自分で吸った時は
フレーバーを感じることが
できませんでした。
甘いフレーバーに期待していましたが、
その期待は煙となって消えていきました。
この状況、どこかで憶えがある。
そう、それは学校の図画工作の時間だ。
僕は不器用と言いましたが、
この不器用さが存分に発揮されるのが
図画工作の時間です。
モノづくり系のセンスが
皆無な僕は学校の図画工作が
とても苦手でした。
学校の図画工作で出された課題で
みんながいい感じで課題の工作物を
作る中、僕だけ変な工作物が
出来上がります。
当時は学生だったので、
周りよりもできないということに
不安になってました。
当時の図画工作の時間で
不安になっていたときの
気持ちを思い出しました。
みんながシーシャ経験者であれば、
僕だけが初めてなので、
「あ〜シーシャはコツがいるのね」
と諦めがつきます。
しかし、この2次会では
初めてシーシャを吸う方も
いらっしゃいました。
その方は普通に楽しめている
様子を見ると、図画工作の時間で
感じた周りよりもできないという
気持ちと似たような気持ちになります。
ですが、学生の時よりは
少し成長した僕はこう考えました。
「この状況を笑いに変えればいい」
そこで、僕はどうやれば
フレーバーを感じるのかと
思いっきり吸ってみたり、
吐いた後に
「味を何も感じないことなんて
あるんですか?味なしフレーバーですか?」
と言ったりして、普通にシーシャを
吸っている時にはしないような話を
ずっとしていました。
文面だけだとそんなに面白いことには
思えないかもしれませんね。
ですが、人ってその場において
意外なことが起こると
結構笑ってくれます。
なので、笑いに変えればいいというと、
お笑い芸人の受けるネタを即興で
考えるみたいに難しそうな印象を
与えますが、そんなに
難しいことではありません。
普通の人よりもできてないというのは
通常であれば失敗とか劣っていると捉えます。
ですが、見方を変えれば、
いつもと違う場面といえます。
そこに意外性が生まれて、その意外性自体が
笑いにつながることも結構あるのです。
そして、そのマイナスとも言える意外性を
本人がそれを笑いに繋げているかという
姿勢も大事になります。
ある種、自虐ネタに近いかもしれません。
でも、ただ普通の人よりできなくて
劣っていると思うより、笑いに変えて
ネタを提供するくらいの方が、
得した感じがしませんか?
損得の問題ではない部分も
あるかもしれませんが、
せっかくであれば得をしたいと
僕は思っています。
なので、僕はこういった
普通よりもできない時は
ネタを提供するチャンスだと
思うようになりました。
こう思えるようになると
失敗への適応力も上がって、
結果としてメンタルが強くなる
可能性も上がります。
メンタルが強くなることは
日常生活でも仕事でも
損をしないはず。
ある年商100億円企業でも
最終的に採用するポイントは
『メンタルの強さ』と言っています。
こうした日常の出来事1つでも
メンタルが鍛えられる時は
結構あると思います。
そして、ムリに笑いに変える必要も
ありません。
失敗は家族や友達との話のネタになると
考えたり、SNSでの発信に使えると
考えるだけでも、得したと思えます。
こうすると失敗ということに対しての
マイナスイメージが薄まり、
結果としてメンタルも強くなります。
もしかしたら、これは人から見られた時に
メンタルが強いと思われると言った方が
正確かもしれません、
こうしたちょっとした発想の転換で
失敗はネタになり、笑いにもなります。
ネタができて、笑いにもなって、
メンタルも強くなる。
一石三鳥とはまさにこのこと。
最後にこの言葉を。
「ピンチはチャンス」
こう思えると、
失敗を楽しめるかもしれません。
ぜひ、その失敗を楽しんでみてください。