「G-mailアカウントにドメインメルアドを設定するのってどうやるんだっけ?」
たまにしかやらない作業をいざやるとなると忘れてしまうことが多々ある。
僕は同じ作業をまた思い出すためにGoogleで検索したり、YouTubeを見たりするのが大嫌いだ。
あの時間ほど無駄だと感じるものはない。
だから、マニュアルを作った。マニュアルを作っておけば忘れたとしても、そのマニュアルを見ればすぐに思い出せる。
こう考えるようになって、ちょっとした作業なんだけど意外と大事なことをどんどんマニュアルにしていった。
これでムダな時間を送ることはなく一件落着になるはずだったが、そうはいかなかった。
今度はマニュアルが多くなりすぎて、作ったマニュアルがどこにあるのか見つけられなくなった。
「あ〜確かこのスプレッドシートにまとめたんだけど無いなぁ。どこにあるんだっけ?」
他にもMacのメモに貼り付けてなかったか確認するも見つからない。
「チャットワークにまとめたのかもしれない!」と思って探してみるがやはり見つからない。
どこにあるのかマニュアルをしらみ潰しに見ていたら、ある手順の部分に記載されていた。
「何とか見つかってよかった」と安堵したが、同時にこうも思った。
「この探している時間ムダじゃね?」
見たいと思った時に一発で見つけられるようにしたい。
マニュアルの検索性が上がれば、ふと思い出した時にすぐに見れるので、自分もだが、他の人もそのマニュアルを頼りたくなる。
そうしたら、探す手間も省けて、ムダな時間を過ごすことはなくなる。
マニュアルを見ることがその人にとって得になると思えば、マニュアル見てと言わなくても勝手に見てくれるようになる。
そして、ムダな時間もなくなり、
一石二鳥だ。
僕は一石二鳥、一石三鳥なことができると思うと脳汁が出る。だからどんどん手を動かせる。
これはライフハックなのか分からないが、作業自体はそこまで好きではなくても、その作業をやることで得られることが2つ、3つ、それ以上あると思えると、すごい得をすると思えて行動ができるのかもしれない。
そして、自分用のマニュアル保管庫スプレッドシートを作った。
ここに全てのマニュアルがあるので、見たいと思ったら、Command+Fを押してマニュアルを検索すればすぐにアクセスできる。(WindowsはCtrl+F)
ここでポイントなのはマニュアルを見たいと思った時に浮かぶワードをマニュアルの名前にすること。
例えば、広告の数値の基準を見たければ、頭に浮かぶワードは「広告」になる。
なので、広告の数値基準のマニュアルの名前は「広告の数値基準表」みたいにすれば、見たいと思った時に「広告」と検索してすぐにアクセスできる。
ある意味、頭に浮かぶワードをマニュアルの名前にすることはコピーライティングにも通じるところがある。
コピーライティングでも見込み客の脳内会話に滑り込め!という概念が存在する。
これは、ロバート・コリアーという伝説のコピーライターが言っていたそうだ。
見込み客が脳内でしている会話をタイトルに入れると「んっ!?」っと自分ごとになり、見てくれやすくなる。
この考え方と見たいと思った時に頭に浮かぶワードをマニュアルの名前にすることはほぼ同じように感じる。
そう考えると、今までやってきたコピーライティングというのは結構色々なところで生きてくると書きながら感じた。
せっかくマニュアルを作ってもどこにあるのか分からなくなったら本末転倒。
だから、マニュアルの検索性は絶対に必要と言える。
仕事でマニュアルを作っていない人はまずはすぐに作ってみよう。まずこれで、ムダな時間が減るはず。
そして、マニュアルを作った人は探しやすいようにまとめておこう。そうすると、さらにムダな時間が減らせる。
こうして、みんなが作業をできるようになるマニュアルがいつでも見られるようになれば、そのマニュアルは頼もしい存在になり、みんなの相棒になる。
そうすれば、自然とマニュアルを見る文化が生まれ、わざわざ教えなくても動いてくれるようになる。
そうなれば、僕はラクになり、働く時間が減る。しかも、マニュアルは形に残るので、ある意味資産とも言える。
資産なのだから生み出す価値が長期的に右肩上がりになる。
働く時間が減って、長期的に右肩上がりになる資産が作れると思うと僕は脳汁がドバドバ出る。
だからマニュアルを作ることが好きなのかもしれない。いや、おそらくそうだろう。
この欲求に忠実な理由でマニュアルを作ることが好きな僕だからこそ書けるマニュアルの作り方をメルマガでも配信している。
これはリアルタイムな状況を伝えていくので、生々しい失敗なども載せていく。
人の失敗は蜜の味と言うので、少しでも興味が出たら、登録してその失敗を見守って欲しい。