実はまだ沖縄にいるのですが、沖縄のチームラボというところに行ってきました。
まさか僕が31歳になって、絵を描くとは思わなかったのですが、絵を描いたことでまあまあ大きな気づきがありました。
(絵とか図画工作がむっちゃ苦手です)
時間を忘れて絵を描くことに夢中になった
チームラボはテクノロジーを活用してクリエイティブなものを創ることを掲げています。
そして、未来の遊園地としてテクノロジーを駆使したモノを作って遊び心満載のコーナーがあります。
その一つに絵を描いてをして、その絵の生き物がデジタルアートで床や海に現れるコーナーがあります。
僕は小さい頃から絵とか図工とかがものすごく苦手なのですが、遊びなので、やってみました。
すごく久しぶりに絵を描いたのですが、結構夢中になっちゃうものなんですね(笑)
デザインセンスが皆無なので、枠内を塗りつぶすことしか考えてなかったですが、キレイに塗ってやろうと思い、夢中で全部塗りつぶしてました。
僕が描いたトカゲです。
黄色い頭のイカが僕が描いたイカです。
時間を忘れて夢中になったと言ってもそこまで大層な絵ではないので、15分くらいだと思いますが、この夢中になることは人生においてとても大事なことではないかと気づいたのです。
大人も夢中になれる空間で気づいたこと
なぜ夢中になることが人生においてとても大事なのか。
それは、夢中になれることが自身を成長させて、人の役にも立つ可能性が高いからです。
夢中になると、勝手に探究して、調べたり、新たな方法を模索したり工夫をします。
すると、当然ですが、そのことに詳しくなりますし、誰も思いついていない画期的な方法が編み出されたりします。
そして、詳しくなった内容を人に伝えたり、画期的な方法を教えたりすると人の役にも立ちます。
なので、夢中になることはその人を成長させますし、人の役に立つことも高いわけです。
ここでこんな疑問が浮かぶかもしれません。
人を成長させるのは他にもあるんじゃないかと。
これは確かにその通りです。
ですが、夢中でやっているということは、時間を忘れるくらいですから、好きなことである可能性が高いです。
そして、めちゃくちゃ集中しています。
好きなことをやっていると脳からドーパミンが出るので、クリエイティブになります。
なので、勝手にどんどん成長していきます。
人から見たら大変だと思うことも進んでやるようになったりと、今までとは見違えるようになることもあります。
なので、僕は夢中でやっていることで成長するのが最もいいんじゃないかと考えています。
また、人の役に立たないこともあるんじゃないかというご意見もあると思います。
これも、夢中の対象によっては確かに一理あるかもしれません。
ですが、夢中になっている人の探究や研究は情熱に溢れているので、たとえ人の役に立っていないことでも、その情熱に人が興味を持ちます。
人が興味を持って聞きたいとなれば、面白いことを提供していることになるので、それは人の役に立っていると言えるのではないでしょうか。
人はエンターテイメントが大好きです。
TV番組の「マツコの知らない世界」でもマニアが紹介していますが、あれが番組として成り立っているということは、娯楽として人の役に立っていると僕は思います。
夢中になる方法
そして、夢中になるためにはどうしたらいいかというのを考えました。
それは子供心を取り戻すことかと感じています。
チームラボの未来の遊園地は子供も遊べるような感じで、お子さん連れの方も多かったですが、子供はこういった新しいものにとにかく無邪気に遊びますよね。
この子供心を思い出せると、大人になっても夢中で取り組めるようになるんじゃないかと思います。
実際、僕は絵を描くのは苦手ですが、枠内を塗るくらいならできなくはないです。
そして、塗り絵は子供の時を思い出して、なんだか夢中になってしまいました。(笑)
未来の遊園地自体が子供が遊べるところというのも相まって、子供心が取り戻せたような気がします。
こういった子供の頃にやったことを
「子供がやることだからねぇ〜」
みたいに穿った見方をするのではなく、自分自身も子供のように楽しむ考え方をしていると、子供心を取り戻しやすいのかなと思います。
大人が「子供心」を持つ3つのメリット
メリット1.新たなモノ・発想を生み出せるようになる。
仕事の世界では新しいモノや発想がとても大事なことはあなたもご存知だと思います。
アイデア勝負と言われるくらい新しいモノや発想というのは重要です。
子供心を取り戻すと、夢中になりやすいので、探究、研究します。
そして探究していると、新たな発想やアイデアが生まれ、新しいモノが生まれます。
これは仕事において大きなメリットです。
メリット2.固定観念にとらわれない柔軟な発想
これはアイデアにつながりますが、それだけではなく、今までの常識や当たり前を改めて考えられるようにもなります。
本当に正しいのかどうかを見極める力も上がりますし、それこそ今までにない発想ができるので、新しい概念を生み出したり、ルールを作ることだって可能かもしれません。
メリット3.純粋な喜びがもたらすモチベーション
夢中になれるので、モチベーションは間違いなく上がります。
しかも純粋な喜びからくるモチベーションなので、飴と鞭のような条件付きではなく、純度100%です。
そのため、困難があっても乗り越えようとする可能性は高いです。
なので、胆力も自然とつきやすいです。
もしかしたら本人はモチベーションが上がったとすら感じていないかもしれません。
おわりに:大人だからこそ持ちたい子供心
大人になると、どんどん擦れていって、純粋に楽しんだりすることができなくなります。
ですが、夢中になるためには純粋に楽しむ子供心が間違いなく大事です。
そして、夢中になることによって、今までにない人生の楽しみを見つけられるかもしれません。
もしくは良い意味で予想外なことが起きて、人生が大きく変わるかもしれません。
そんな人生のエンジンとなる「夢中さ」を大人が持つことでもっと楽しくユーモアに溢れた社会になるのかもしれません。
大人の良さと子供の良さのどちらも取り入れていくとものすごい楽しい人生になるのかもしれませんね。