【プロほど見落としがち?】マニュアル作成で超重要なマインドとは?

筋トレで「あ〜キッツい!」と
思った後のインターバルでふと気づいたマニュアルで超重要なマインドなことをお伝えします。

これは筋トレをやっていたおかげで気づけた自分にとっても教訓となる内容でした。

マニュアル作成で超重要なマインド

マニュアルにおいて、超重要なマインドは

「自分が当たり前にやっていることを他の人も当たり前にできると思わない」

です。

これはマニュアルを作る側の人間にとって、とても重要な考え方になります。

もし、このマインドがないとどうなるか。

それはマニュアルを作っているときに

「これくらいできるっしょ!」

と思ってしまい、マニュアルの詳細な手順を省略してしまうことです。

もっとひどいと、自分が当たり前にやっているので、マニュアルにできないということもあります。

これはマニュアル作成においては、かなり赤信号です。

なぜかというと、マニュアルは新人やその業務をやったことがない人に型を覚えてもらうために作るからです。

初めての人に教えるにあたり大事なことは初心者目線です。

ですが、マニュアルが省略されていると新人が見たときに迷ってしまう可能性が上がります。

迷うということ自体が業務時間を伸ばす要因になります。

人は迷うと行動ができなくなる生き物です。
(これは行動力にも繋がります)

そして、もう一つ起こることが聞こうと思っても上司があくせく忙しそうにしてたら

「あ〜聞けないなぁ……」

と遠慮してしまいます。

そんな状況なので、仕方なく頭の中で考えた選択肢のどれかを選んでやります。

それで、間違えてしまい、後で上司に怒られるということが起こって憂鬱になる。

ということが起こって、新人のモチベーションも下がってしまう可能性もあります。

こういうことがあるので、自分が当たり前にできることを他の人が当たり前にできると思わないことが大事になります。

僕はこれを腹筋ローラーと懸垂をやっているときに気づきました。

中学1年からボクシングやっていて、
練習終わりに懸垂をやってましたが、最初から出来てました。

なので、いざ、「やり方を教えて」と言われたとしたら、

「あっ俺、懸垂のやり方教えられないわ」

と思ったんですね。

あと腹筋ローラーの立ちコロも高校1年性の時に初めてやってみたのですが、これも最初からできました。

なので、立ちコロのやり方教えてと言われても、教えることができません。

というか何で出来てるか自分にも
分かりません(^^;;

まさにこれが当たり前になっていて、教えることができないということです。

このマインドを身につけるための実践方法

当たり前なことを当たり前だと思わないためにはいくつか方法があります。

  1. 初心者の頃の自分を思い出す
  • 最初はどこでつまずいたか
  • どんな疑問を持っていたか
  • 何が分からなくて困ったか
  • どうやって克服したのか

初心者時代の自分を振り返るだけでも当たり前ではなかった時を思い出せます。

ただ、最初からできたパターンもあるので、そういう方にはこの方法がオススメです。

2.他者の視点を積極的に取り入れる

  • 周りの人に質問してもらう
  • 説明する機会を意識的に作る
  • フィードバックをもらう
  • 異なる経験を持つ人と対話する

他の人に質問してもらったり、話を聞くと、人が困っている部分が分かります。

そうすると、「そこができないのか」と気づくことができて、できるためにはどうすればいいだろうと自分のやっていることを振り返ることできます。

僕もマニュアルを作っているのですが、外部委託先とのコミュニケーションで二度手間が発生しているということを人から聞いて初めて知りました。

自分が関わっていない案件でしたので、そういうところで困ったりすることもあるんだなと気づけました。

他にも色々とありますが、総じて大事なことは振り返ることです。

振り返る時間を持つことで、当たり前に気づくことができて、今まで当たり前にやっていたことを掘り下げることができます。

そうすると、当たり前のことを当たり前だと思わないで、この手順もしっかり教えた方がいいのかと思えるようになります。

当たり前を当たり前と思わないことの副産物的なメリット

そして、当たり前を当たり前と思わないことによって得られる副産物があります。

それは、ビジネスのアイデア
出やすくなることです。

今までやっていることが当たり前だと思っていて、本当はもっと良くできる方法があるのに、それに気づけないことはたくさんあります。

多くの人がもっといい方法があること自体に気づいていないことは結構あります。

よく言われるのが

ヘンリーフォードの

「もし顧客に、彼らの望むものを聞いていたら、彼らは「もっと速い馬が欲しい」と答えていただろう。」

という言葉です。

フォードといえば車の会社です。

これは馬車が交通手段だった時代に多くの人はもっと早く移動するための手段があったらと聞かれたとしても、より早い馬としか答えられないということです。

車という新しくて、今よりもはるかにいいものがあるが、車という概念がないから気付けないということになります。

当たり前を当たり前だと思わないことによって、もっといい方法があるんじゃないかと思える確率が上がるので、それが結果としてビジネスアイデアになることが結構あります。

なので、マニュアル作成においても重要ですが、ビジネスアイデアが出せるようになるという意味でも

当たり前を当たり前だと思わないことは大事と言えるでしょう。

筋トレをやっていて、まさかこんな気づきがあると思わなかったですね。

人は追い込まれると知恵が出てくると言いますが、筋トレで追い込んで知恵が出てきたのでしょうか(笑)

あっ、でも、筋トレもパーソナルトレーナーをつけてやっていて、そのトレーナーさんと話していたから出てきたのかもしれません。

そういう意味でパーソナルトレーナーに筋トレをレクチャーしてもらいながらやるというのはいいのかもしれませんね。

今日の気付きでした。

あなたのお役に立てば嬉しいです。

最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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