麻雀から学ぶビジネスの波を読む力 〜勝負所の見極めが収益を左右する〜

今日、約11時間ほど麻雀で遊んでいました。

大体、2-3ヶ月に1回程度のペースで麻雀を遊んでいるのですが、遊んでいる中で気づいた麻雀とビジネスの意外な共通点について書きます。

※この記事は麻雀を知らない方でも十分に楽しんでいただける内容になっています。麻雀というゲームを通じて、ビジネスや仕事で活かせる「波」の読み方や、リスク管理の考え方をお伝えしていきますので、興味本位で読んでいただければ幸いです。

波を読む力というのは科学的ではないかもしれませんし、感覚的な要素が強いので、意味不明かもしれません。

でも、こういうのもあるかもなくらいに聞いてください!

1. 波の存在を理解する

麻雀をやったことある方なら、誰しも経験したことがあると思いますが、「波に乗っている時」と「波に乗ってない時」があります。

例えば、波に乗ってる時は:

  • 少し雑な手でも不思議と上がれる
  • ミスをしても運良くカバーできる
  • 単騎待ちペンチャン待ちで欲しい牌が残り1枚なのでがリーチをかけて一発で、ツモってくる

というようなことが平気で起こります。

逆に、波に乗ってない時は:

  • 3面待ち以上(10枚以上当たりの牌がある)手広く待っても1枚も来ない
  • 3面待ちで早めにリーチしても
  • どんなに早い手を作っても、別の人にそれより速いスピードで上がられる

確率的に低いことが連続で起こったりします。

これは麻雀あるあるですが、ビジネスでも同じような波が存在すると思っています。

上り調子の時は:

  • あまり力を入れなくても案件が舞い込む
  • 少しミスをしても売上は強烈に上がる
  • 何をやっても不思議と成果に結びつく

ということがあったりします。

逆に下降気味の時は:

  • 全力で営業しても契約に結びつかない
  • ちょっとしたミスが大きな問題に発展する
  • 競合に次々と先を越される

と人並み以上に行動していて、ビジネス的なセオリーから逸脱もしていないにも関わらず、あまり上手くいかないということが起こったりします。

2. 波を活かすための戦略

【上り調子の時】

麻雀では、調子が良い時こそ以下のような戦略が効果的です:

  1. 手を高めに組む
  2. 安易な安手で上がらない
  3. 流れを切らないよう着実に上がり続ける

これをビジネスに置き換えると:

  1. 好調な時こそ新規事業や商品開発に着手
  2. 小さな案件で満足せず、より大きな案件を狙う
  3. 勢いを維持するため、継続的なマーケティング活動を行う

というように勢いがある時にガンガンやって、その分野の権威性を獲得しておくと、ずっと後にも影響が残って、息が長くビジネスができる可能性が上がります。

私の経験でも、調子が良い時に新しいことにチャレンジすると、思いがけない形で成功することが多かったです。

【下降気味の時】

麻雀で波が悪いと思った時は

  1. 無理な待ちを作らない
  2. 必要以上にリスクを取らない
  3. 確実に点数を確保できる手作りを心がける

と波が悪い時なりに被害を最小限にすることを心がけると負けにくくなります。(口では言ってますが、それが難しいんですけどね^^;)

ビジネスでの対応策だと

  1. 新規事業への投資を控えめにする
  2. キャッシュフローを重視した経営
  3. 既存顧客との関係強化に注力

「守りに入る」というと消極的に聞こえるかもしれませんが、実は非常に重要な戦略になることもあります。

例えば、投資の世界では「何もしない」という選択が最大の利益を生むことがあります。

2008年のリーマンショックの時、多くの投資家が焦って保有株式を売却しましたが、逆に冷静に保持し続けた投資家は、その後の相場回復で大きな利益を得ました。

つまり、調子の悪い時にやみくもに動くのではなく、状況を見極めて「動かない」という選択をすることで、かえって被害を最小限に抑えられるケースもあるのです。

私も以前、調子が悪い時に無理な投資をして痛い目に遭った経験があります。その時「守り」の重要性を痛感しました。

3. 波を読む力を養う

麻雀で波を読むことは、瞬時の判断力が求められます。一方、ビジネスでは比較的長期的な視点で波を読む必要があります。

波を読む力を養うためのポイント:

1.数字による裏付け

    • 麻雀:場の状況、点数計算、残り牌数、捨て牌の状況など
    • ビジネス:売上推移、市場動向、競合分析

    2.直感力の向上

      • 麻雀:対戦相手の手の読み
      • ビジネス:市場ニーズの予測

      3.リスク管理能力

        • 麻雀:リーチ判断、降り時の見極め
        • ビジネス:投資判断、撤退時期の決断

        ざっとこん感じですかね。

        波を読む力がつくと、感覚的に今はアクセルを踏んでもいいタイミングかむしろブレーキを踏んで止まった方がいいタイミングなのかが分かるようになるかもしれないと感じてます。

        まとめ

        麻雀とビジネス、一見まったく異なる分野に思えますが、「波」という観点で見ると多くの共通点があると感じています。

        特に重要なのは:

        • 好調時にいかに波に乗るか
        • 不調時にいかにダメージを最小限に抑えるか
        • 状況に応じた戦略の使い分け

        麻雀は、こうしたビジネスセンスを養うための良いトレーニングになると私は考えています。

        そして、麻雀は1日のプレイ中にいい時の波と悪い時の波が来るので、経験しやすいです。

        経験値が多いと感覚が身について、それがビジネスにも活きるかもしれません。

        もちろん、これらは私の個人的な見解であり、必ずしも全ての場面に当てはまるわけではありません。

        しかし、麻雀を通じてビジネスの波を読む感覚を養えることは、間違いないと思います。

        今日は完全に自分の趣味の話をしましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございますm(__)m

        何か参考になることがあったら嬉しいです(^^)

        この記事を書いた人