吉田元気 皆さん、こんにちは。
今日は、日々の業務の中で見落としがちな、しかし非常に重要な話題についてお伝えしたいと思います。
それは、マニュアル作成がもたらす思わぬメリット、特に過去の施策やアイデアを思い出せるという副産物的な効果についてです。
マニュアル作成：単なる文書化以上の価値
マニュアル作成というと、単調で時間のかかる作業というイメージがあるかもしれません。
確かに、現在の業務プロセスを
文書化することは重要ですが、
実はそれ以上の価値があります。
マニュアルを作成する過程で、私たちは否が応でも過去の経験を振り返ることになります。
そして、その振り返りの中で、思いがけない宝物を発見することがあるのです。
過去の英知を掘り起こす
これは僕の経験でもあるのですが、特に、マーケティング関連の仕事では、日々の忙しさに追われ、その場その場で新しいアイデアや施策を考え、実行していくことが多いものです。
そのため、以前行った効果的な施策やその時に浮かんだクリティカルなアイデアが、時間の流れとともに忘れ去られてしまうことがよくあります。（自分もよくあります^^;）
もしかしたらマーケティング関連以外の忙しい業種・業態でも同様のことがあるかもしれません。
しかし、マニュアル作成の過程で、これらの「埋もれた宝物」を再発見できる可能性が高まります。
例えばマーケティング関連で言えば
- かつて成功を収めた販促キャンペーンの詳細
- 顧客の心を掴んだ製品説明の切り口
- 効果的だった顧客フォローアップの方法
- フロントエンド商品の申し込み率が上がった細かな施策
など、これらの過去の英知を掘り起こすことで、現在の業務改善や新たな戦略立案に活かすことができます。
過去の上手くいった方法がそのまま使えるかは関わる業種などにもよるので、一概には言えません。
ですが、忘れてしまい、活用できるかもしれない機会を失ってしまうのは非常に大きな損失になる可能性もあります。後、単純にもったいないですよね。
振り返りの機会としてのマニュアル作成
マニュアル作成は、単に現在のプロセスを文書化するだけでなく、過去の成功体験や失敗から学んだ教訓を再確認する絶好の機会となります。
この振り返りのプロセスこそが、マニュアル作成の隠れた価値であり、副産物的に得られるメリットです。
結論：マニュアル作成は未来への投資
マニュアル作成は、確かに時間と労力を要する作業です。しかし、それは単なる現状の記録ではありません。
過去の英知を掘り起こし、それを現在と未来の業務に活かすための貴重な機会と言えるでしょう。
ですので、
- マニュアルを作成しようと
特に思っていない人 - マニュアルを作成しようと
思っているけど、後回しにしている人
このような方はぜひマニュアル作成をしてみてください。
後回しにしていることもメリットを感じられる部分が多くなり、得が上回ると自然と行動しやすくなります。
ですので、この隠れたメリットを意識してみてください。そうすると行動しやすくなると思います。
そして、きっと思いがけない発見があるはずです。その発見が、あなたの仕事に新たな視点と活力をもたらすことになります。
マニュアル作成は地味かもしれません。ですが、侮るなかれ。
それは、過去・現在・未来をつなぐ、貴重な架け橋になります。
僕もこのマニュアル作成をしてから
様々な恩恵を受けています。
マニュアル作成で一緒に働き方を変えていきましょう！
最後まで読んでいただきありがとうございます。